暑くも寒くもないという日は意外と少ない
暑くもなく、寒くもない。こういう日は、思ったより少ない。秋といえば過ごしやすい季節のイメージがあるけれど、実際には寒暖の差が大きく、暑すぎる日か、急に寒くなる日かのどちらかに偏ることが多い。寒くも暑くもない、ちょうどよい日というのは、実はとても贅沢な日なのだ。今日は、その贅沢な一日だった。
南から一・六から二・六メートルの穏やかな風が届く。気温は二十三度。長袖一枚でちょうどよい。風に当たっていても、快適だ。小春日和という言葉が浮かんだが、それは陰暦十月頃の春のような暖かさを指す言葉なので、少し時期が早い。
秋微風(あきそよかぜ)。そよ風は、物事を揺らすほどの力を持たない、穏やかな風のことだ。気持ちも穏やかにする風。今日の風はまさにそれで、体も心もゆっくりと弛んでいく感触があった。
こういう日の風を、忘れずに覚えておきたい。寒い日や暑い日に、この穏やかさを思い出せるように。秋微風は、季節の宝石のような日の風だ。
今日の風に合うもの
- 穏やかな日差しの中での外読書
- 軽やかな長袖一枚での散歩
- 秋の恵みを使ったシンプルな料理
今日の風の豆知識
「そよ風」は気象学では風力1(0.3〜1.5m/s)に相当します。木の葉がかすかに動く程度の穏やかな風です。暑くも寒くもない、長袖一枚でちょうどよい日は一年でも数少なく、特に秋に多い貴重な時間です。
風のデータ
- 年月日:2024年10月11日
- 天気:晴れ
- 風速:1.6〜2.6m/s
- 気温:23.3℃
- 方角:南
