陰風にあたってから部屋に入るとホッとする
ヒューと北から一直線に吹いてくる単調な風だった。0.5から1.4メートル。気温は8.6度。思わず避けて遮りたくなるような、鋭い北風だ。
陰風(いんぷう)は、冬の寒い北風のこと。
その風にあたってから部屋に入ると、ホッとする。当たり前にある暖かい部屋が、いかに快適なものかをわからせてくれる。普段は意識しない空間の暖かさが、陰風のおかげで際立つ。
陰があるから陽がわかる。寒さがあるから暖かさの価値がわかる。これは自然が教える哲学だ。年末に近い今日、陰風に吹かれながら、今年一年の「暖かさ」を思い返した。
単調に吹き続ける陰風は、孤独に見えるが、その後の暖かさへの道を作っている。
今日の風に合うもの
- 陰風を受けた後に入る温かい部屋への感謝
- ヒューと鳴る北風を聞きながら飲む温かい鍋の汁
- 陰の季節に見つける陽の温もり
今日の風の豆知識
陰風(いんぷう)は冬の寒い北風を指す古い言葉。「陰」は五行思想で北・冬・寒を象徴します。「その風にあたってから部屋に入ると、ホッとする」——外の寒さが内の暖かさの価値を教えてくれる。対比によって価値が生まれる——これは自然が教える哲学です。
風のデータ
- 年月日:2024年12月27日
- 天気:晴れ
- 風速:0.5〜1.4m/s
- 気温:8.6℃
- 方角:北
