気温よりも暖かに感じる秋風
10月の最終日だった。南西から、0.4から1.2メートルの穏やかな風が届く。意識を向けなければ気づかないほど、控えめな風だ。気温は二十度に届かないが、南西の方角から来るせいか、数字よりも温かく感じる。
穏秋風(おんしゅうふう)。穏やかな秋の風という意味だ。寒暖を繰り返しながら晩秋へと向かうこの時期、こういう穏やかな日は案外少ない。だから今日の風は、贅沢な一日の風だと思った。
10月は、長い夏の後をゆっくりと秋が取り戻していく月だった。遅南風が来て、夏返風が来て、それでも秋は着実に進んできた。そして最終日に、こんなに穏やかな風が吹いた。
明日から11月。晩秋へ、そして冬へ。今日の穏秋風は、10月の最後の優しさのような風だった。
今日の風に合うもの
- 10月最終日を祝う温かい飲み物
- 穏やかな午後に楽しむ秋の散歩
- 来月からの冬の準備を始める静かな一日
今日の風の豆知識
10月の最終日は「ハロウィン」ですが、日本では旧暦の晩秋にも相当します。ちなみに、晩秋から初冬にかけての暖かく穏やかな天気を「小春日和」と言いますが、陰暦十月(現在の十一月頃)には、春のような暖かい日和を体感することができます。
風のデータ
- 年月日:2024年10月31日
- 天気:薄曇り
- 風速:0.4〜1.2m/s
- 気温:19.9℃
- 方角:南西
