薄梅雨(すすきづゆ)の日に
雨が降っている。南西から、湿った生温かい風が届く。0.3から1.1メートル。風速は穏やかだが、空気が重い。10月の下旬というのに、気温は24度を超えている。湿度は75%。雨と気温の組み合わせが、どこか梅雨の日を思わせる。肌に触れる感触が、あの季節に似ている。
秋の長雨を、薄梅雨(すすきづゆ)ともいう。薄は薄の花——ススキのことで、ススキが穂を出す頃の秋雨を指す。今日の雨と風は、まさにその薄梅雨の感触だ。
秋梅雨風(あきつゆかぜ)。夏の梅雨風に似た肌触りを持ちながら、でも確かに秋の空気も混じっている。梅雨の重さよりも少し軽く、秋の乾燥よりも少し湿っている。その中間の、この時期だけの風だ。
10月も終わりに近いというのに、こんなに気温が高い日が続く。秋梅雨風は、今年の長い夏の最後の余熱を、雨とともに流し去ろうとしているのかもしれない。
今日の風に合うもの
- 雨の日の温かい生姜湯
- 薄梅雨の静けさを楽しむ室内時間
- 雨に濡れたススキを愛でる散歩
今日の風の豆知識
秋の長雨を「薄梅雨(すすきづゆ)」といいます。ススキが穂を出す頃の雨という意味で、秋雨前線が停滞するときに降ります。夏の梅雨との違いは気温の低さと空気の澄み方——同じ雨でも季節で全く異なる表情を持ちます。
風のデータ
- 年月日:2024年10月23日
- 天気:雨
- 風速:0.3〜1.1m/s
- 気温:24.2℃
- 方角:南西
