気温が高くても寒く感じるという冬の風
夜になって、北東からの風が一直線に吹いてきた。0.6から1.7メートル。気温は20度近くあるが、風が強く吹くから寒く感じる。
肌寒い、という言葉がある。気温そのものは低くないのに、風が当たると皮膚が冷える感覚。これは体感温度の問題だ。風が吹くと、皮膚の表面の暖かい空気層が剥ぎ取られて、体感温度が実際の気温より低く感じられる。
今日の北風は、気温の数字に反して体をしっかり冷やしていった。北から一直線に吹いてくる風は、鋭さよりも持続性がある。ずっと当たり続けることで、じわじわと体温を奪っていく。
気温はまだ高いのに、風のせいで肌が寒さを感じる夜の風ということで肌寒夜風(はだざむよかぜ)。夜であることも、体感の寒さを増幅する。昼間の温さが消えて、皮膚が敏感になる夜の空気の中で、この風は存在感を増す。
肌を出す季節は、もうすぐ終わりに近づいているのだろう。今夜の風が、そっと教えてくれた。
今日の風に合うもの
- 首元を温めるストールを巻いた夜散歩
- 肌寒さを感じながら飲む温かい甘酒
- 風冷効果を意識した服選び
今日の風の豆知識
「肌寒い」は体感温度の言葉で、気温よりも体感に重きを置いた日本語の表現です。同じ気温でも風が吹くと体感温度が下がります。これを風冷効果(wind chill)といい、風速が1m/s増えるごとに体感温度は約1度下がるとされています。
風のデータ
- 年月日:2024年11月17日
- 天気:曇り
- 風速:0.6〜1.7m/s
- 気温:19.8℃
- 方角:北東
