寒さがあるから、暖かい場所の価値がわかる

気温は十度を少し超えた程度。小雨が降って、北東から風が吹いている。0から2.0メートル。これはもう、ちゃんとした冬の風だ。

初冬風(しょとうかぜ)。冬のはじめに吹く風のことだ。真冬に比べれば気温は高いのかもしれない。でも、今日の風は確かに冬の顔をしている。

この風に吹かれていると、風雨をしのげる部屋があることへの感謝が自然と湧いてくる。壁があり、屋根があり、暖かい空気がある場所の贅沢さを、寒い風が教えてくれる。

そんなふうに、冬の風は寒いだけではない。暖かさの価値を気づかせてくれる、逆説的な温かさを持っている。

初冬風が吹き始めた。これからしばらく、こういう風が続くだろう。寒さの中に、家に帰る喜びを見つけながら、冬を迎えていきたい。

今日の風に合うもの

  • 雨風の外をぼんやり眺めながら飲む温かいスープ
  • 暖かい部屋の有難さを感じながら過ごす雨の日
  • 初冬の雨音をBGMにした読書

今日の風の豆知識

初冬(しょとう)は冬のはじめの頃を指し、十一月から十二月初旬にあたります。本格的な冬に備えて、雪吊りや雪囲いなど、冬構(ふゆがまえ)をする時期です。

風のデータ

  • 年月日:2024年11月20日
  • 天気:小雨
  • 風速:0〜2.0m/s
  • 気温:10.4℃
  • 方角:北東