春風の兆しを感じさせる3月並みの気温
時々、空気が動きだすという弱い北寄りの風が吹いた。0から0.6メートル。風速は小さい。でも、その感触が、これまでの北風とは少し違う。
春待ち風(はるまちかぜ)。冬の北風が少し柔らかくなり、春への移り変わりを感じさせる風のことだ。
冬の北風はシャープな印象があった。しかし今日の弱い北東の風には、そのシャープさが薄れている。風速が弱い分、冬から春への移り変わりを感じさせる。鋭い刃が、少し丸くなったような感触。
大寒の時期だから本来は一番寒い季節のはずなのに、今日は三月並みの気温だという。気象データは春のような数字を示している。風の感触も、冬の峰を越えて少し春へと向いてきた。
9月に「秋待ち風」という名をつけた。今日の風は、その鏡像だ。次の季節を待ちながら、でもまだその季節ではない。そういう宙ぶらりんの感触が、この時期の風の正直な顔だ。
今日の風に合うもの
- 三月並みの暖かさを存分に楽しむ冬の外出
- 春を待ちながら計画を立てる温かいお茶の時間
- 大寒に感じる春の気配を日記に記す
今日の風の豆知識
大寒の時期(1月20日〜2月3日頃)は本来1年で最も寒い季節ですが、近年は3月並みの気温になる日も多くなりそうです。季節の変わり目には、まだその季節ではないのに、次の季節を感じさせる風が吹く——特に春先にはそんなケースが多くなってくることでしょう。
風のデータ
- 年月日:2025年1月23日
- 天気:晴れ
- 風速:0〜0.6m/s
- 気温:12.9℃
- 方角:北東
